新鮮なコーヒー豆を買うには、インターネット販売にしても店頭販売にしても買い慣れた店で買うべきです。しかし、なかには地方に住んでいてでそういった店がないことや、インターネットでは間に合わないことだってあります。そんな時はどうしてもすぐに行ける店頭で購入することになりますが、その時に気を付けるポイントがあります。決してお洒落な包装に騙されないでください。シンプルでも美味しい豆はあります!
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新鮮なコーヒー豆を買う時に気を付けること、それは既に焙煎された状態なのかどうか
もし、インターネットではなく店頭で購入する時は、手っ取り早く確認する方法があります。それは、店にあるコーヒー豆がどのように保管されているかどうかを見ることです。
地方の店頭販売している店のほとんどが焙煎した状態(生豆ではなく、黒い豆)でディスプレイしています。豆がたくさん入った透明の容器に産地やメーカー別に並んでいるとおしゃれにみえますが、一体その豆はいつ焙煎されたのでしょうか?
また、その店が人気店なのかもチェックしてください。地方に行くほど1か月も前に焙煎した豆をディスプレイしているところがあります。しかし、店はガラガラな状態。そして、なぜかコーヒー豆専門店と名乗っています。
コーヒー豆は焙煎直後から酸化していくので、買われなければずっと酸化し続けています。焙煎後の劣化を遅くする保存方法は冷蔵か冷凍、真空のいずれかだと思います。酸化した豆を買ってしまうと、絶対に蒸らす時に膨らみませんし、抽出時には蟻地獄のように中心部がスコスコ抜けるような感じになります。
そのような豆は、蒸らす時に膨らまない、抽出時に膨らみを見せず、抜けていくような感じがする。
新鮮なコーヒー豆を置いている店の見分け方は「いつ焙煎したか」店に聞いてみる
焙煎した豆を透明な容器にディスプレイして、どれくらい経っているか聞くのも方法です。しかし、店主がコーヒーについて知識が少なかったりサイフォンしか淹れた事がないと、まともな回答が返ってくる可能性は低くなります。
自信を持って今日や昨日と答えるなら、おそらくその店はちゃんとした豆を売っているはずです。その場合は購入しても新鮮な豆を手に入れる事が出来ます。
知識がない場合は、なぜそんなことを聞くのだ?という雰囲気をまとった返事が返ってきます。店側の表情を見ればわかります。そして、その時点で店を後にするべきですが、どうしても気になる場合や何か嫌な対応された時はこう聞くと良いです。けれど、聞かないことをオススメします。
- いつ焙煎したのか
- どれくらい売れていないのか
- もし、売れなければこのままずっと置きっぱなしなのか
- この店で一番古い豆はどれくらい経っているのか
はっきり言って聞きづらいことばかりですが、ここまで知ることが出来れば今後その店がアリなのかナシなのかまでわかります。
いつ焙煎したのかだけ聞いて買うか買わないか決めると良いです。店頭のプラスチック容器に見せている店なら、最低でも1週間だと思います。私の住む地域で一番の新鮮な豆を取り扱う店でも1週間です。しかし、発送日に焙煎してくれるオンラインショップの方が遥かにいい香りがします。特に田舎ではこの差が大きいと思います。
新鮮なコーヒー豆を買うための、まとめ
あなたが住んでいる場所が、地方になるほど店頭で新鮮なコーヒー豆を手に入れることは難しくなります。しかし、いつもインターネットで買っていたけれど、切らしてしまって近くの店に買いに行くことになった時や新しくいく店で、
- 豆の保存状態。(生豆か焙煎した豆で保存しているか)
- 店でどのように売っているか。(煎った豆をスケルトンケースや樽ケースで保管or注文が入ってから煎る)
- 煎った豆を出している場合は煎った日を確認する。
を確認するだけでいい豆を手に入れる事が出来ます。
私の経験からいうと、地方に行くほど店頭で新鮮なコーヒー豆は買えないと思います。私はインターネットで購入し、冷蔵、真空で発送してもらっています。
今回は店頭で購入する時に気を付けるポイントをお伝えしました。
美味しいコーヒーを飲むために豆を買っているのですから、なるべくいい豆を手に入れて美味しいコーヒーを淹れてほしいと思います。