コーヒー苦い理由について3つの視点から考える

今日は少しでも抽出するコーヒーが、苦くならない為に気を付けることを書いていきます。コーヒー豆の質や煎り方によって挽き方やお湯の温度を調整しないと、コーヒーはあなたが好む味になりません。

コーヒー苦い理由は豆を細かく挽いている

コーヒーが苦い理由のほとんどはこれです。豆の煎り具合によって豆の挽き具合を変える必要があります。

浅煎りに向かうほど挽き方を細かく、深煎り、深煎り豆が入ったブレンド豆には少し粗く挽くべきです。

挽き方をが失敗した場合、あとの抽出がうまく出来ても、あなたが好む味から離れていきます。濃くて苦く感じるコーヒーが好きな場合はとても細かく挽いて高温で抽出すれば良いだけです。しかし、濃くて苦く感じるコーヒーを求める方は、わざわざ手間のかかるハンドドリップはしませんよね。

そういう視点で電動ミルか手動ミルかを考えた時、豆によって簡単に挽き具合を調節できるという点で、電動ミルを買うべきです。手動ミルを調整するには面倒な場合が多いです。手動ミルの挽き加減の調整は面倒です。

あなたが調整した手動ミルの挽き具合は、今あるコーヒー豆をもとに試し挽きしては調整しての繰り返しで、今の挽き具合になっていると思います。なかには買ったまま使っている方もいるかもしれませんが。

しかし、その場合いつもと違う豆を買った場合、うーん・・・これはいまいち美味しくない。とか、苦いなと感じることがあるかもしれません。それは、豆の挽き具合を変える必要があると思います。

ペーパーフィルターを使った抽出では、極端に細かすぎる挽き具合を使う事はほとんどありません。その理由は細かすぎるとペーパーに細かく挽いた豆がつまり抽出がスムーズにいかなくなるためです。その結果雑味も抽出されて苦さに繋がっていきます。

コーヒーが苦くなるほとんどの理由は、煎り具合にあった豆の挽き方をしていない。

コーヒー苦い理由お湯の温度が高すぎる

私が考えるコーヒーは、どちらかと言えば濃く、苦みと甘味が絶妙なバランスで、雑味を含ませたコーヒーが大好きです。よくフレッシュ、フルーティーという表現でごまかされたコーヒーは、酸っぱいだけに思えます。

なので、深煎り豆や深煎りブレンドを買う時の方が多く、抽出温度は80~75度で抽出しています。しかし、浅煎りに向かうほど温度は高く、浅煎りでも深煎りでもないコーヒーは85度で抽出します。

深煎り豆や深煎り豆が入るブレンドを85度で抽出すると、少し苦みの強いコーヒーになっていきます。

コーヒー苦い理由お湯の注ぎ方が悪い

コーヒー豆にあった挽き具合、お湯の温度を考えることが出来たとしても、お湯の注ぎ方が悪いと雑味が入るようになります。雑味は美味しくない苦みになるのでお湯の注ぎ方には注意すべきです。

抽出時の膨らみの中には雑味が入っていますので、注ぐ量と、抽出される量を一定にというのはそのためです。

しかし、豆を細かく挽きすぎていると、ペーパーに詰まってドリッパー内の水位が上がり膨らみ過ぎます。そうなってしまうと、少し待って水位を落として再度注ぐなどすることになるのですが、水位を下げると雑味も抽出されます。

もし、コーヒー豆に深煎り豆でなく普通の豆で、その豆に酸味が強いときは、迷わず深煎り豆を買えば解決します。

お湯の注ぎ方がいくら上手でもドリッパー内の水位が上がりすぎると待たなければいけなくなります。そうなると美味しいコーヒーは淹れれなくなります。

みるっこで例えますが、みるっこの6.5より細かく挽くと、抽出作業に支障が出ます。

コーヒー苦くならない蒸らし方

あなたが深煎りコーヒー豆、深煎りが入ったブレンド豆を使っている場合、ちゃんと蓋をして3分程しっかりと蒸らしてみてください。冷めても苦みがないコーヒーになっていきます。

しかし、浅煎り、普通煎りの豆にこの蒸らし方をすると、酸味が強く出ますのでお勧めは出来ません。その理由はなぜかはわかりません。

まとめ

こうすれば確実にコーヒーが苦くならないという事ではないですが、考えることによって試すべきことがたくさん見えてくると思います。

あなたが飲みたい味、あなたが飲ませてあげたい人に合った味に豆の状態を見ながら調節していくのがハンドドリップコーヒーの魅力です。少しのことで味が変わるので色々試してみてください。

そう考えていくと、一概にこの温度が美味しいとか、この挽き具合が良いとかという話ではなくなるというのもわかると思います。

挽き具合、温度、抽出方法で味を楽しんでいってもらえればと思います。

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