珈琲考具ドリップポットでおいしいコーヒーを淹れることが出来るのかどうか？実際に購入して使ってみました！美味しいコーヒーを淹れる為にドリップポットに必要なことについても書いています。
見た目、使い心地、淹れたコーヒーの味について詳しく書いていきます。また、使い心地、淹れたコーヒーの味についてはなぜそういう考えなのか書いています。最後に友人に、この商品を勧めるか勧めれないかを書いていきます。
目次
珈琲考具ツードリップポットの見た目について
珈琲考具の商品は、それぞれがとてもお洒落で所有欲が満たされます。食器棚においても絵になりますし、とにかくお洒落。
これは全ての珈琲考具商品に言えるのですが、細部までとても綺麗です。日本製の質の高さは実際に手に取ってもらったらわかると思います。
見た目については、商品ページで確認されていると思いますので、記事にすることを割愛します。見た目だけで言うと素晴らしいです。
珈琲考具ツードリップポットでお湯を注いだ時の感想
珈琲考具ドリップポットで実際にお湯を注いでみます。最初に感じたことは、注ぐことが出来るお湯の幅が狭いという事、細いラインをとても簡単に注げるという事でした。
注ぎ口が狭いために、どれだけ傾けても一定以上の量が出にくくなっています。（太いラインのお湯が出ません）
ただ、少ないお湯を注ぐのは容易に出来ます。私がコーヒー抽出を始めた時にあったら感動していたと思います。（細いライン）しかし、細すぎるラインを使う事は、そんなにないと思います。
この商品は、ほぼ垂直に注げると紹介されており、私もそれを見て購入したのですが、垂直に注げるとか注げないとかは今回使ってみて、そこまで大切なことではないと思いました。それより、注ぐお湯の量の調整幅が広い方が慣れている私には重要という事です。お湯の量を多くしたくて傾けようとすると、上からこぼれます。
注ぎ口の形状と角度が、ドリッパー内の豆にお湯を置くという注ぎ方をすると他のドリップポットよりも、ドリッパーの淵に干渉します。（垂直にお湯を注ぐという事を考えられてるためなのかはわかりません）
商品紹介のサイトでは、やや高い所からお湯を垂直にドリッパー内に注ぐ写真が載っています。しかし、本当にコーヒーを丁寧に淹れる方は、始終あのような高い所から注ぐことはしないと思います。
丁寧に淹れる時は、豆に注ぎ口を近づけてお湯を丁寧に置く、わざと雑味を出す時は少し離して、淹れるという事をします。
注ぐという意味で考えていくとコーヒー抽出に慣れている私には使いにくいドリップポットです。しかし、コーヒー抽出に慣れていない方が使う場合は、とても扱いやすくて安定感のあるドリップポットと言えます。
珈琲考具ツードリップポットで淹れたコーヒーの味について
珈琲考具ツードリップポットで淹れるコーヒーは雑味が少し強くなります。
それは、注ぎ口の形状が問題です。注ぐラインが細い（注げる最大のお湯が少ない）ことにより、ドリッパーへ注ぐお湯（ドリッパーに入るお湯）とドリッパーから出ていくお湯のバランスが崩れます。（同じになりません）
特にハリオＶ６０やコーノ名門ドリッパーとの相性は、良くありません。円すいの一つ穴に関しては出ていく量が一定になるため、注ぐ量で調整する必要があるのです。
注ぐ量に対して、ドリッパーを通過する量が多いとどうなるか？ドリッパー内の豆の高さまで水位が上がらないため、ドリッパー内の豆は干上がった状態になります。そのため、発生した泡が、コーヒーサーバーに落ちていきます。
抽出時にドリッパー内で、ブクブクと膨らむ泡には微粉が混ざっています。しかも、その泡は雑味が強く、その泡がサーバー内に落ちると、雑味が強いコーヒーになっていきます。
垂直に注げるから美味しいコーヒーを淹れることではなかったという事です。ただ、垂直に注げるという事は大切です。注ぎ口の形状に工夫を持たせてもらえたら、もっと使いやすかったと思います。
珈琲考具ツードリップポットについてまとめ
- 見た目はお洒落で細部まで綺麗に仕上げられている。
- 注ぎ口は細く、細いラインのお湯を簡単に注げる。
- 注ぎ口が細すぎるため、お湯の注ぐ量の幅が狭い。
- ハリオＶ６０など円すい一つ穴と相性が悪い。（雑味が強いコーヒーになりやすい）
見た目はとてもお洒落で日本製の質の高い商品です。しかし、使い心地については自由にお湯のラインを作れるドリップポットならもっと良かったと思います。注ぎ口の形状、狭さ。
最後に、珈琲考具ツードリップポットは友人に勧めれるかどうか？お祝いやプレゼントに、適しているかどうかについてです。あなたの友人が、コーヒー抽出に慣れているなら別のドリップポットを贈るべきです。しかし、慣れていなくてこれから始めようとしている方には、見た目もきれいで、扱いやすいドリップポットだと思います。
以上、珈琲考具ツードリップポットについてまとめてみました。
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